ひげた氏のエロ漫画「潮路」。茜新社より発売・全1巻。
前作「夜明けを待ってた」に続く、作者2冊目の単行本。収録4作はいずれも「アオハ(COMIC高・現在は休刊)」連載で、ヒロインはもちろんJK。やや陰鬱な「朱炎に噤む(つぐむ)」を除き、爽やかな青春もの多し。
「潮路」のヌキどころ
エロ漫画「潮路」では下記ストーリーを収録(※属性の判断は一部、主観による)。
タイトル | ヒロイン属性 |
焦がれる狼 | JK |
まなざし | JK |
朱炎に噤む | JK(メガネ) |
NEVER TOO LATE | JK(先輩) |
上記より以下、オススメのヌキどころをご紹介。
焦がれる狼
(ひげた「潮路」より)
過酷なイジメにあっている男子高校生と、彼を興味深く見つめる同級生女子の話。
周囲の人間と上手く群れることができない「狼」である二人。徐々に精神的な距離を詰めていくが、男子が橋から落とされたことをきっかけに、その関係性が一気に変化!橋の下で制服のままSEXへ。
(ひげた「潮路」より)
寝そべる男子のチャックを降ろし、イチモツをレロレロする女子。一発抜いたあとは、パンティをズラして騎乗位で挿入。ぎこちなく腰を動かし、男子の全てを受け入れていく。
アオカンだが絡み自体はノーマル。しかしそこに至るまでの過程の描写が丁寧で、気持ちが盛り上がる!爽やか青春エロストーリー。
まなざし
(ひげた「潮路」より)
ボロアパートの一室をアトリエ兼住居にしている美大生。ある日、虐待を受けていた隣室のJKを保護、同じ時間を過ごすように。
裸で廊下に放り出されていた彼女の姿にインスパイアを受け、ヌードモデルを依頼。しかしやがて別れの時が…。
(ひげた「潮路」より)
物語後半、お互いの「好き」を確認してからのSEX。男子のナニを華奢な体で受け入れ、初々しく感じるショートヘアーJKが美しくも扇情的。
ラストはちょっと感動もの。おいおい、これ本当にエロ漫画か…?(褒めてる)
朱炎に噤む
(ひげた「潮路」より)
冒頭、山でスコップを手に穴を掘っているメガネJK。彼女が埋めているものは…?収録4作の中ではやや異色な「朱炎に噤む(つぐむ)」。
母を亡くし、父の勧めで宗教施設の教祖に指導を受けることになった女子高生、彼女が凌辱される様がねちっこく描かれる。
(ひげた「潮路」より)
立場を利用して、彼女に性的虐待の限りを尽くす教祖。そのエロ描写は本単行本の中でも随一だが、これでヌケるかどうかは好みによるところが大きいかも。が、全体的なストーリーは嫌いじゃない。
友人JKが非常にカワイイのだが、特に絡みに参加するでもなくモブ的な扱いなのは、むしろ好印象。
NEVER TOO LATE
(ひげた「潮路」より)
廃校寸前の高校で軽音活動する、先輩女子と後輩男子。卒業式の日にライブがしたい!がメンバーが足りないため、SNSでベースを募集。加わった男子(イケメン)といざバンドスタート。
そこで先輩女子との3Pへ…といった展開は一切ない(笑)。
(ひげた「潮路」より)
先輩女子をずっと想っていた後輩男子は、ライブ終了後に告白!金髪三つ編みピアス多めだが意外にウブな先輩女子が照れちゃうのがめちゃくちゃカワイイ!からの、後日自宅で初エッチ!
初々しいフェラ~顔射を決めたあとは、正常位で愛ある初体験。「あんっあんっ♡」と喘ぐ先輩が最高に良い。ちなみにイケメンくんがいろんな意味で男前で惚れる。
「潮路」レビューまとめ
以上、ひげた氏のエロ漫画「潮路」レビュー。本作は一般的なエロ漫画よりはストーリー部分の比重が大きく、人によっては実用度が下がるかもしれない。
(ひげた「潮路」より)
が、そのストーリー部分の読み応えが非常に大きく、どの短編も味わい深い読後感あり。「エロのある読み切りストーリー漫画」として見ると非常に満足感が高い。個人的にとてもオススメの一冊。